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夏のロングライドで失速しない補給術5選|BCAA・パラチノース・塩分補給まで徹底解説

ロードバイクにおける夏場の補給テクニック 自転車
この記事は約30分で読めます。

夏のロングライドで後半に急に脚が重くなり、ペースが落ちてしまった経験はありませんか?

実はこれ、体力不足よりも補給の失敗が原因であることがほとんどです。水だけ飲んでいても熱中症リスクが下がらず、エネルギー補給のタイミングを誤るとハンガーノックに陥ります。

この記事では、ロードバイク歴3年のゆるポタライダーである私が実際に試して効果を感じた、中級者にもおすすめの夏向け補給テクニックを5つご紹介します。

特に「BCAA」「パラチノース」「マルトデキストリン」の組み合わせは、50km以上のロングライドで安定したパフォーマンスを出したい方にぴったりです。

初心者の方がいきなり全部取り入れる必要はありませんが、一つずつ試してみるだけでもライドの快適さが大きく変わると思いますよ。


目次

  1. パラチノースで持続的なエネルギー補給
  2. マルトデキストリンで即効エネルギーをプラス
  3. BCAAで筋疲労を抑え後半の失速を防ぐ
  4. 塩分・電解質の補給(熱中症対策にも必須)
  5. 補給タイミングのコツ まとめ

1. パラチノースで持続的なエネルギー補給

パラチノースをドリンクに溶いている様子

まずは私の定番、パラチノースです。

パラチノースとは、砂糖から作られる糖質の一種で、吸収速度が砂糖の約1/5程度とゆっくりなのが最大の特徴です。血糖値の急上昇と急降下(血糖値スパイク)を防ぎながら、長時間にわたって安定したエネルギーを供給してくれます。

普通の砂糖やブドウ糖は一気にエネルギーが出る分、消化も早くすぐに「エネルギー切れ」を感じやすいです。しかしパラチノースはじわじわと長く効くため、50〜100km以上のロングライドとの相性が特に優れています。

私の使い方は、500mlのスポーツドリンクにパラチノースを大さじ1〜1.5杯(約20〜30g)溶かして、30分に1回ずつこまめに飲むスタイルです。甘さが控えめで飲み飽きにくく、胃への負担も少ないので夏の暑い日でも使いやすいと感じています。

こんな人におすすめ:ライド後半まで安定したペースをキープしたい方、血糖値の波を感じやすい方


2. マルトデキストリンで即効エネルギーをプラス

次に紹介するのがマルトデキストリンです。

マルトデキストリンはデンプンを分解して作られた炭水化物で、消化・吸収が非常に早いのが特徴です。ブドウ糖に近い速さでエネルギーに変換されるため、「急にエネルギー切れを感じた」「ラストの登りで脚が売り切れそう」といった場面で即効性を発揮します。

パラチノース(持続型)とマルトデキストリン(即効型)を組み合わせることで、序盤から終盤まで切れ目なくエネルギーを補給できるのが最大のメリットです。私は1本のドリンクボトルにパラチノース20g+マルトデキストリン10g程度をあらかじめ溶かしておき、ライド中にちびちびと飲む方法を取っています。

甘みがほとんどなく、他の成分の味を邪魔しないのも地味に重要なポイントです。

注意点:マルトデキストリンは吸収が速い分、一度に大量に摂ると血糖値が急上昇することがあります。少量をこまめに摂るのが基本です。


3. BCAAで筋疲労を抑え後半の失速を防ぐ

ダブルボトルでスポーツドリンクとBCAAをもっているロードバイクの様子

今回の記事の主役、BCAA(分岐鎖アミノ酸)です。

BCAAはバリン・ロイシン・イソロイシンという3種類の必須アミノ酸の総称で、主に以下の働きがあります。

  • 筋タンパクの分解を抑制:長時間の運動中、体はエネルギー不足を補うために筋肉を分解しはじめます。BCAAを摂ることでこの分解を抑え、筋疲労の蓄積を遅らせる効果が期待できます。
  • エネルギー源として直接利用される:糖質が不足してきた局面で、BCAAはそのまま筋肉のエネルギー源として使われます。これにより、ハンガーノックの予防にもつながります。
  • 中枢性疲労の軽減:運動中に脳へ送られる「疲労感」のシグナルを和らげる働きがあるとされており、集中力の維持にも役立つと言われています。

私の摂り方はライドの30分前に5g程度、ライド中は1〜1.5時間ごとにを3〜5gを溶かしたドリンクで補給し、帰宅後にも1回摂るようにしています。ライド中は糖質系ボトルとBCAAボトルを分けて携帯するとごちゃ混ぜにならずに便利です。

この習慣を取り入れてから、「ライド後半の脚が回らない感覚」が明らかに軽くなりました。特に夏場は疲労の蓄積が早いので、BCAAの恩恵を感じやすいと思います。

粉末タイプはドリンクに混ぜやすく、フルーツ系の風味があるものは味のアクセントにもなります。飲み物が苦手な場合はタブレットタイプを選ぶのも手です。

こんな人におすすめ:50km以上のライドを定期的にこなす中級者、夏場に後半の失速が気になる方


4. 塩分・電解質の補給(熱中症対策にも必須)

夏のロングライドで見落としがちなのが、塩分(ナトリウム)を中心とした電解質の補給です。

人は1時間の激しい運動で500ml〜1L程度の汗をかきますが、汗にはナトリウムをはじめカリウム・マグネシウムなどの電解質が多く含まれています。これらが不足すると、筋肉のけいれん(いわゆる「つり」)・めまい・熱中症のリスクが高まります。水だけを大量に飲むと体内のナトリウム濃度がさらに薄まる「低ナトリウム血症」を起こすこともあるため、水と一緒に塩分補給を行うことが非常に重要です。

私が実践している方法は2つあります。

塩タブレット:ハンドルバーバッグやジャージのポケットに入れておき、1時間に1〜2粒を目安に補給します。食べやすく携帯性も高いので、ライド中の電解質補給の主力として使っています。

梅干し:補給食として持参するのにおすすめです。クエン酸による疲労回復効果も期待でき、後半の休憩時に食べると気分転換にもなります。

電解質補給の目安として、「汗をかく前から予防的に補給する」ことが重要です。喉が渇いた・こむら返りが起きてからでは遅いので、30〜60分ごとに少量ずつ、先回りして摂る意識を持ちましょう。

塩タブレット以外にも、電解質パウダーをドリンクボトルに溶かす方法も手軽でおすすめです。


5. 補給タイミングのコツ

どれだけ良い補給食を持っていても、タイミングを誤ると効果が半減します。

ロングライドでよくある失敗が「喉が渇いてから飲む」「疲れてからゼリーを食べる」というパターンです。喉の渇きを感じた時点ですでに脱水が始まっており、エネルギー切れを感じてから補給しても体への吸収には時間がかかります。

理想の補給サイクル(目安)

タイミング内容
ライド30分前BCAA 5g+軽い食事(おにぎりやバナナ等)
ライド中(30分ごと)パラチノース+マルトデキストリン入りドリンクを100〜150ml
ライド中(1時間ごと)塩タブレット1〜2粒、BCAAを追加
2時間ごと(休憩時)固形補給食(ようかん・ジェル・おにぎり等)+梅干し
ライド後30分以内BCAA+糖質(回復を促すため)

「食べる気がなくても少しずつ補給する」を合言葉にすると、後半のパフォーマンスが劇的に安定します。夏場は特に消化機能も落ちやすいため、一度に大量に食べるより少量をこまめに摂るスタイルが体に優しいです。

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まとめ

夏のロングライドの後半失速は、補給を少し丁寧にするだけで大幅に改善できます。

この記事で紹介した5つのテクニックをまとめると、持続エネルギー補給にはパラチノース、即効エネルギー補給にはマルトデキストリン(パラチノースと組み合わせが◎)、筋疲労の抑制と後半の粘りにはBCAA、熱中症・けいれん予防には塩分・電解質の先回り補給、そしてこれらすべてを活かすためのこまめな補給タイミングの意識、という形になります。

全部いきなり揃えるのが大変なら、まずはBCAAと塩タブレットの2点から始めてみるのがおすすめです。コスパが高く、効果を実感しやすいと思います。

夏のライドをもっと楽しくするために、ぜひ一つずつ試してみてください!

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