PR

失敗しない!スマホ・PC用充電器の選び方ガイド【2025年最新版】

ガジェット
この記事は約7分で読めます。

スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなど近年私たちの生活には欠かせないデバイスが増えてきています。

それらを使用する上で欠かせない物が充電器。

家電量販店やネットショップはもちろん、最近では100円ショップでも様々な急速充電器が販売されていたりします。

この記事ではそんな数ある充電器の中で、自分にぴったりな物を選ぶためのポイントについて解説します。

充電器の基本知識

ポイントの解説の前に、充電器に関する基本的な知識のおさらいをしておきましょう。

出力(W)とは?

出力とは充電器が1秒間にどれくらいの電力を流せるかの値で、W(ワット)という単位で表されます。

この数値が大きければ大きいほど充電速度は早くなります。

また 電力(W) = 電圧(V) × 電流(A) で求められる値です。

昔はスマホ充電器を選ぶ際、5V2Aの物を選ぶと良い。とか言われてました。

この5V2Aの場合は10Wの出力ということになります。

USB規格、ケーブルの種類

普段何気なく使用しているUSBケーブルですが、様々な規格があり、それぞれでプラグ形状が異なります。

細かいことを書いていくと1記事書けちゃうくらいのボリュームなので、ここでは充電器側のポートに採用されているType-CとType-Aだけ紹介します。

USB Type-Cは最近主流の規格で、裏表の区別が無く小さなプラグ形状をしています。

USB Type-Cの端子形状
USB Type-Cの端子形状

近年の急速充電器などではこのType-Cが用いられることが多いです。

USB Type-Aは昔から利用されている規格で、大き目で長方形のプラグ形状をしています。

USB Type-Aの端子形状
USB Type-Aの端子形状

充電器側での採用は減っては来ていますが、昔からのデバイスを充電する為に用意されていることも多い規格です。

※専用充電ケーブルの片側がType-Aだったりします

急速充電規格の違い

USB PD

USB Power Deliveryの略称で、USB関連の規格を制定する団体によって設けられた規格です。

従来の規格では小型端末の充電に適した速度でしか充電きませんでしたが、PD規格では最大48V5Aの240Wで充電可能となっています。

この規格の登場によりノートパソコンなどの大容量バッテリーを持つ機器もType-Cケーブルで充電ができるようになりました。

またこのPD規格では、充電器とスマホやタブレットなどが通信を行い、最適な出力で充電がされるようになっています。

PowerIQ

PowerIQはAnkerが独自に開発した機能で、接続されたデバイスを識別し、最適な電力で効率的に充電するというものです。

バージョンアップを重ねるにつれ、出力が大きくなったり、複数ポート利用時の電力最適配分機能が加わったり、PDなどの充電規格に対応したりと進化を続けています。

用途別の選び方

スマートフォン用 ~30W

目安としてスマートフォン用であれば30W程度のものから選ぶと良いとされています。

というのもスマートフォン側で受け付けられる電力量が30W以下の物が多いから。

Xiaomiのスマホなどは120Wで急速充電!と謳ってたりしますが、専用充電器とケーブルを使わなければ25~30Wまでしか受け付けません。

よって30Wもあれば十分な場合がほとんどです。

タブレット用 ~65W

タブレットはスマートフォンに比べてバッテリー容量が大きく、それに合わせて受け付ける電力も大きい場合が多いです。

そのため45~65W程度を目安に考えると良いでしょう。

また就寝中に充電するような場合であればスマホと共有で30Wくらいでも問題ありません。

ノートパソコン用 45~100W

ノートパソコンの場合、サイズや性能によって必要な出力が大きく変わります。

近年流行りの8インチ端末などは性能も控えめなため、45W程度の出力でもまかなえます。

逆にハイエンドな15インチ端末などは性能が高く消費電力も大きい為、65~100W程度あると安心です。

また上記の目安はノートパソコン利用しながら充電もできるくらいの出力となっていますので、未使用時に充電する分には30W等でも問題ありません。

持ち運び or 据え置き

使用する端末ごとの話を書きましたが、この項では利用シーンごとのポイントを解説します。

まず通勤や通学、旅行などで持ち運ぶ場合です。

通勤や通学の際に持ち運んで使用する場合ですが、デスクや教室で充電を行うことになりますので、急速充電可能なものが望ましいです。

また充電ポート数ですが、充電対象を切り替えることが可能ですので、1~2ポートあれば十分かと思います。(充電完了したら次の端末を充電)

旅行の場合は就寝中に充電することが多いので、手持ちの端末数に応じてポート数の多い物を選びましょう。

また、どの場合でも持ち運びが前提となりますので、小型軽量でプラグを折りたためる充電器がオススメです。

次に自宅のデスクやリビングなどで使用する場合ですが、この場合は充電ポート数の多い据え置き型(大型)の充電器がオススメです。

特にリビングなどは自分以外も充電を行うことが考えられる為、4~6ポートある急速充電器が便利です。

また可搬性を気にする必要が無いため、サイズや重量は気にせず、性能で選んでしまって問題ありません。

よくある失敗とその対策

「W数が足りない」→充電が遅い

出力(W)が小さいと充電にかかる時間が長くなります。

出力10W程度の充電器だと時間がかかりますので、20~30W程度の物に交換することで充電速度が速くなります。

「ポート数は多いけど出力が弱い」→同時充電に不向き

複数ポートを備えた充電器の場合、1ポート利用時は早いけど、4ポート利用時は遅いといったことがあります。

これは複数ポート利用時に各ポートで出力する電力を制御している為です。

急ぎではない端末の充電をやめるか、合計出力が大きな充電器に買い替えることで改善可能です。

「ケーブルとの相性が悪い」→急速充電できない

充電時に使用するケーブルにも性能や種類があります。

「30W対応」や「100W対応」といったものがありますので、充電器の出力に合ったケーブルを使うことで急速充電ができるようになります。

また急速充電時には太くて短めのケーブルがオススメです。

おすすめ充電器ブランド・モデル(2025年版)

おすすめメーカー・ブランド

実際に選ぶ際の参考として、おすすめのメーカーをいくつかご紹介します。


Anker

Ankerは元Google社員が創設した会社で、モバイルバッテリーや充電器、USBケーブルなどを製造・販売しています。

高品質・低価格な製品がユーザーの需要にマッチして成長してきた企業ですが、最近は低価格感はちょっと薄め。


エレコム

エレコムは日本を代表するコンピュータ周辺機器メーカーで、スマホ充電器やアクセサリも販売しています。

こちらも高品質・低価格が売りで、販路も広く家電量販店でもAmazonや楽天でも製品を購入できます。


CIO

こちらも日本の会社で、モバイルバッテリーや充電器などのスマホ周辺機器を販売しています。

2017年設立と、まだ新しい会社ですが、気が付いたらメジャーな会社となっていました。

こちらも高品質・低価格でおすすめ。あと割とユーザーの声を取り入れてくれるイメージ。

メーカーごとの特徴と価格帯

特徴としてAnkerは最新技術を取り入れたハイテク充電器、エレコムとCIOは最新技術というほどのものはないけど、無難で堅実な製品を作るメーカーといった印象。

Ankerは最近は高級価格帯の製品を多く出しており、お手頃感は薄れつつあります。

逆にエレコムとCIOは高級モデルは無く、お手頃な価格帯の製品が大半を占めるといった印象です。

あとエレコムは製品に顔が付いててちょっと可愛い感じの物も出してたりします。 ・ω・ ←こんな顔

まとめ

充電器を選ぶ際のポイントやおすすめメーカーなどを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

出力、ポート数、サイズ、価格、、、これらを吟味し、ご自身にぴったりな充電器を見つけてみてください(・ω・)

コメント

タイトルとURLをコピーしました